いちごみるく
私は強く携帯を握ったまま、俯いていた。



すると、「着きましたよ。」と伊藤さんが言った。



車を降りて上を見上げると、目の前には大きなホテルが。



ここでもしかして...会見が...?



「でわご案内いたします。」



そう言われ私はただ伊藤さんに着いていった。



エレベーターでかなり上まで上って、階に着いた。



周りにはカメラを片手にしてる人や、マイクを持ってる人がたくさん待機していた。



そして私は一足先に大きなドアの部屋の中へと通される。



そこは、私が予想してた通り。



椅子がたくさん並べられた大きな会見場だった。
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