いちごみるく
「あっ!!起きた~!!おはよ。」



はる君は私の顔を覗き込みながらそう言った。



そしてそっと...私の髪を撫でる。



やばいやばいやばい...!!



私、そういうの慣れてないんだから困るよはる君!!



心の中で悲鳴をあげながら、私は顔を隠した。



ていうかいつまで膝の上に寝てるんだろっ!!



「ごめんねはる君!!」



私は勢いよく起き上がった。



「別にいいのに。このままで。」



はる君は私の顔をもっと真っ赤にするようなことを言ってくる。
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