いちごみるく
「ななちゃん?どうしたのっ!?」



心配そうにはる君が言う。



何も答えられない...。



「なな?」



そんな時、家の方から声が聞こえた。



おばあちゃんだ。



おばあちゃんは近くに来て、はる君は助手席の窓を開けて運転席を出た。



「こんばんわ。どなたかしら?」



そう言うおばあちゃんにはる君は自己紹介をしている。



「あら~昔お隣に住んでた中城さんなのね~。」



おばあちゃんは昔家によく来ていたから、はる君のことも知っている。
< 43 / 135 >

この作品をシェア

pagetop