いちごみるく
「お前分かりやすすぎだろ~!!いるんだ~。...誰なの?」


「いないって言ってるじゃん!!」



そんな風に言いながらも、私の顔は真っ赤だ。


それにさっきからはる君の顔が頭に浮かぶ。


はる君の顔が...。




そんなことを思っているうちに、もう家の前。そして目の前には見覚えのある車...。



高そうな...かっこいい車。あの車は...。



そう思った瞬間には車の中から人が出てきて...



それは本物のはる君だった。



「ななちゃん!!」



大きな声ではる君はそう叫び、近づいてきた。
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