いちごみるく
そんな感じが5分ほど続き...結局新司は帰ることになった。


そしてはる君は送ってくと言って立った。


え...もしかしてはる君...そのまま帰っちゃったり...する?


そんな私の気持ちがわかったのか、


「送ってからまた来てもいい?」と私の耳元で私にしか聞こえないように言った。


うわっ...照れるし!!


私は顔を赤くしながら小さく頷いた。


そしてはる君はニヤッと笑い部屋を出て行った。


私は立っていられなくなってそのまま床に座り込んだ。


めっちゃドキドキいってるし...。


はる君超反則なんだもん!!




そんな私の気持ちも知らず、はる君と新司は仲良さそうに話しながら家を出て行った。


そしてはる君が戻って来るのを私はじっと待っていた。
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