いちごみるく
はる君が悪いわけじゃない...



私が1人で浮かれてただけ。



だから余計に...悲しい。



バカみたい...。





私はそのまま準備をして、ご飯は食べずにお弁当を手に取った。



「行ってきます...。」



消えそうな声でそう言って、私は家を出た。



それからどうやって学校に行ったかあまり覚えていない。



頭の中でいろいろ考えながらきっとぼーっと歩いていたと思う。



そしてなんとか教室までたどり着いた。
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