いちごみるく
だけど今さら誤魔化したりできない...。



変に誤魔化すより...正直に言っちゃおうかな...?



「そのハルカのことなんですけど...誰にも言いませんか?」



そう言うと、先生は少し笑った。



「大丈夫よ。個人情報はちゃんと守るわよ。」



そう言う先生の笑顔で、私は少し安心した。



「本当に秘密の話なんですけど...私そのハルカの幼なじみなんです...。」



「あらそうなの...。続けて。」



先生は驚きを最小限に留めていた。



「幼なじみって言っても...ハルカが12年前に引っ越しちゃってから...会ってなくて...この間再会したんです。」



...それから、私は何度か会った事と、自分の気持ちを話した。
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