先生愛!
すっごい適当。
頑張ってね。って,んな簡単な問題じゃないよね!?
また,泣きそうになった。
不安を胸いっぱいに抱き,外来の診察室2まで行った。
はぁ。
まあ…なるようにしかなんないか…。
半ば諦めぎみに自分を諭した。
コンコン
「失礼します!!」
ドアを開けると,そこには医師が1人。
「初めまして,今日からお世話になる,柊しおりです。まだまだ慣れませんが,よろしくお願いします!!」
と言って,頭を下げた。
ゆっくりと頭を起こすと,向こうを向いていた医師がこちらを見て,目があった。
その瞬間,
はっと,息をのんだ。