先生愛!



すっごい適当。


頑張ってね。って,んな簡単な問題じゃないよね!?


また,泣きそうになった。







不安を胸いっぱいに抱き,外来の診察室2まで行った。







はぁ。


まあ…なるようにしかなんないか…。




半ば諦めぎみに自分を諭した。




コンコン

「失礼します!!」







ドアを開けると,そこには医師が1人。






「初めまして,今日からお世話になる,柊しおりです。まだまだ慣れませんが,よろしくお願いします!!」

と言って,頭を下げた。







ゆっくりと頭を起こすと,向こうを向いていた医師がこちらを見て,目があった。












その瞬間,
はっと,息をのんだ。







< 256 / 274 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop