ハレルヤ
香り



それからどんどん慎吾と
仲良くなっていった。



キンコンカンコーン


あたしはいつものように
遅刻して学校へきた。



「早川!」



後ろを振り向いてみると
慎吾が笑顔で歩いてきていた。


「お前また遅刻かよ~」


「うるさい。」



あたしはなんだか恥ずかしくて
プイッと前を向いて俯いて歩いた。



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