ハレルヤ




「あ、慎吾達だ!」



リコが廊下の左側を指差して
大声で行った。



あたしは慎吾の名前を聞いて
ドキッとした。





リコの視線の方を見ると、
英也と慎吾と友哉が歩いてきていた。




あれからずっとこんな調子だった。



慎吾と普通に喋るけど、
名前を聞いてドキッとしたり、
触られると過剰に反応したり……。



慎吾もあたしと普通に接してくれた。



まあ、あたしが起きてた事
知らないんだろうけど。






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