オタク時々風俗嬢

人間の男の子というのには理由がある。

私は、童顔で身長が小さい。

いわゆる、ロリコンに好かれるタイプの顔と体型。

おかげでストーカーが、
絶えずいたし、
そのストーカーのおかげで、
人間の男の人を好きになることが出来ないどころか、
話すことすら苦手になっていっていた。


そんな中学時代に、
私を救ってくれたのが漫画だった。

漫画は私を傷つけない。
幸せな恋愛をして、
一途に主人公を守っていてくれて。

私は漫画のキャラに恋をした。

オタク。

そう、サチコは、
中学生の時、
オタクになった。

でも、環境が変わって、
人間の男の人ともしゃべれるようになって。

恋愛ができた。

そして、
そんな中学の時、
キッツイオタクだった私が、
夜の仕事デビュー。

世の中分からないものだと思う。