オタク時々風俗嬢

そして二人に合流し、
共通の友達の彼氏（僕も知ってる友達）を待つため、
食事をする場所に移動し、
僕達は談話をした。
３人で。

というより、
彼女はほぼ聞き役に回っている状況だった。

それから、彼女の彼氏が来た為、
関東の友達とその彼氏と別れ、
二手に別れることとなった。

正直言って、
絶好のチャンスだと思った。

どこに行くあてもなかったから、
ブラブラ二人で、
街を歩き、
ゲームセンターにより、
二人でゲームをした。

そんな時に彼女の薬指に目が行く。

指輪があった。

「彼氏出来たの？」
と尋ねると、
「うん。色々あるけれども。」
と言って、
ちょっと眉間にしわをよせながら笑った。

僕はそこを深く聞くよりも、
もう彼氏がいたという事実に、
頭がガンガン鳴り、
現実なんてそういうものか・・・。
とも思った。

そしてその気持ちのまま、
僕は関東の友達達含む３０人くらいと、
オフ会をするため、
別れをつげた。

そこのオフ会に、
僕の前の彼女が来ていて、
もめるにもめたけれども、
今となってはもう思い出したくもない。