『短編集』


今日も、そのブランコは風に揺られている。


キィ、キィ・・・。


けど、


そのブランコに乗ることは、

きっと

二度とない。


フランコに乗った私を、

後ろからやさしく押してくれる手も、

もう

二度と




ないんだ・・・。





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