先輩とあたし
あたしの相談の乗りかたが悪かった?

だって、駿さんが少しの間相談乗ってあげただけで進展してるし・・・・・・


何で?あたしの方が志帆のこと分かってるのに。

その次の日、私はサークルには行かなかった。

駿さんからのメールも電話を見て見ないふり。

だって嫌なんだもん。

ここ最近友達になった五十嵐裕樹くん。

英語のクラスが一緒なの。

話し合っちゃって。

その五十嵐くんとたまたま学食で一緒になった。

「おー」

「あ!五十嵐くん!!」

「学食で会うの初めてだな~」

「そうだね」

「てか、何そのテンション?」

「別に」

「ならいいけどさー、ここ空いてる?」

五十嵐くんはあたしが座っている横を指指した。

「うん。あたしたち今日4人だから。」

「サンキュー」

五十嵐くんはそう言うと、友達とご飯を買いに行った。

「ねぇ!!」

「ん?」

「今の人友達?」

「うん。まぁ・・・」

「めちゃイケメン!!」

「はい?」

「美波ずる~」

みきと幸とメグは声をそろえて言う。

「彼女さんいるよ?」

「え~そうなの~?」

「そんなにイケメン?」

まぁ実際に五十嵐くんはイケメンなのかもしれない。

でも、中身はいい人だってことぐらい私でも分かる。

たまたま話し合って、いい人じゃん!みたいな単純な考えじゃない。

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