代償
「じゃあ、今日の練習はここまでにしようか。気を付けて帰るのよ」
「はい!さようなら」
そう言って鞄を掴み、階段を掛け降りる
杏が待ってるから、急がなきゃ!
校門までダッシュした
杏らしき姿が見える
「杏!お待たせ」
「未来。お疲れさま。いこっか」
「うん!」
今日は杏と買い物に行く約束をしていたのだ
なかなか時間が合わなく、今日、久しぶりに行くことが出来るのだ
「何買う〜?」
「お揃いの物買おうよ!」
「いいね〜。あ、じゃあさ、このブレスレットとかは?」
「かわい〜!うん、これにしよっ!」