未知数恋愛☆
『あんたに用があるんじゃないの!!じゃあ、よろしく!!』
私はすごく強引に約束を取り付けた。
『ほぇ〜、沙和ってばいつのまに天宮王子と仲良くなったの?』
彩がこくびを傾げながら聞いてくる。
『王子!?あれはそんなんじゃないよてか仲良くないよ』
私は机の中に教科書などを入れながら返事をした。
『でも、とても親しく見えたわよ?』
希依ちゃんも尋ねてくる。
『親しくなんかないよどっちかというと水城くんと親しくなりたいよ』
私はこう言った。
他愛もない話も以降も続いた
だが、この時希依の顔が引きつっていた事に私を含め誰も気付いていなかった。