未知数恋愛☆
そして私たちは、女の子の山から離れたファミレスまできた。
私はココアを、水城くんはアイスティーを頼んだ。
『ごめんね?彼女なんて言って確か、幹本の友達の香山さん?』
水城くんは私に尋ねた。
意外だなぁ……
正直、水城くんモテるし絶対名前とか覚えられてないって思ってた!!
ちょっと嬉しいかも!!
『いえ。大丈夫だよ。水城くんこそ大変だよね』
私はココアを手に取りながら言った。
『あはは気持ちは嬉しんだけどね』
水城くんもアイスティーを取り、苦笑いで答えた。