Black world sky
 …俺様がしばらく昼寝をしていると、ジョブチェンを終えたメグが帰ってきたようだ。


「アレフィー君…この服寒い…」


 ジョブチェンをした後のメグの格好は大きく変わっていた。

 長たらしかったあの茶色の髪は高い位置の横の方に1つにまとめ、ポニーテールの長さもそんなに長くないのを見ると、髪の長さ自体を切ったのが分かる。

 服はあの民族衣装のようなワンピースではなく、ふんわりした白いキャミソールに紺色のショートパンツ、靴はサンダルで、腰には軽そうなウエストポーチという、超動きやすそうな服だった。

 でもこの格好…


「ラフ過ぎるよな」


 攻撃を受けたりしたら一撃で死にそうだ。


「私もそう思う…でも小屋のオバサン達に勝手に着せられたの…」


 メグはそう言うと、ため息をついた。

 
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