幼なじみは先生
あれ?これってどうやんだっけ‥‥
教科書の問いに手をとめる
うーん…うーん
『んじゃぁ今日は2日だから出席番号の2番がこの問いを答えてくれ』
ひいっ
2番ってあたしじゃんっ
ど…したら
「は…はい…」
訳も分からないまま席を立つ
だ、誰かぁ!
助けてくれ!!
ヘルプミーだよ!
ヘルプミー!
瞳を揺らすあたし
「えっ…と」
嫌!あたしは出来る!
yes!WiiCan!
「あっ‥と」
やっぱり無理いー!!
そんな時、隣から小さな紙切れがひらりとあたしの机の上に落ちてきた
え…?
隣をチラリと見る
すると連と目があった
連があたしの目を見て見ろと言うかのように小さな紙切れに小さく指さす
ん?
あたしはその小さな紙切れに瞳をやった