幼なじみは先生
『しょうがねぇな、教えてやるよ。』
「ありがとっ」
連があたしの教科書を開く
『この4をここに+してそんでこうなる‥分かったか?』
「ありがとう!連って頭いいね。羨ましいよ羨ましい!」
あたしはそう言って笑った
「真白♪」
「え?」
後ろから杏が頭にポンッと手を置かれた
「何?どした?」
杏を上目で見る
「どした?じゃないでしょうが焼き!次の時間体育だから着替えよ」
しょうが焼き‥
「あ、うん」
あたしはそう言うと席を立った
ギイ…ガチャ
「真白って胸大きいよね」
「なっ何言って‥」
あたしの胸を見る杏
あたしはジャージで上半身を隠した
今は着替えている途中
「羨ましいぜ‥」
杏は深くため息をついた
「羨ましくないっ」