幼なじみは先生


いっくんに追いつくように後を追う彼


ボールを取ろうと必死な彼


その時、一瞬顔が見えた

連だ…

「凄い…」

あたしは静かに呟いた

必死な姿に瞳を奪われそうになる

「休憩終わりー!!試合続けるよー」

その言葉で休憩が終わる
よし、頑張ろ

「真白ー!!パスッ」

パスされたボールを取られないようにドリブルをして先に進む


そしてシュート!!


と思ったらボールがあたしの顔面に飛んできた

え?え?ちょっと待っ…
バンッッ

「いっっ…」

痛い〜〜〜〜〜〜っっ(泣)

「◇□☆○!!」

声にならない叫び

鼻からもの凄い勢いで鼻血が出てきた

「大丈夫っ!?」

と女子が集まる

ううん、大丈夫じゃな…
その時、ふわっと体が浮かんだ

え…?
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