幼なじみは先生
『あ、真白ちゃん!‥あれ?沢田は?』
創也さんがあたしに聞く
「杏は今、電話中です。何かお母さんからだそうで…」
あたしはそう言うとソファーに腰をおろした
『そっか。じゃ、それまで待つか』
猛さんがコップを片手に持ちながら言った
「………。」
え、何この静さ…
気まずい!
その時、扉が開いた
あ、杏!
『お、沢田か!お母さん電話で何だって?』
創也さんが口を聞く
「え?あ…特に何も…」
杏が急に言われオロオロした
ごめんっ
「それより、創也先輩彼女いたんですね!じゃ、今日はお祝いとゆーことで乾杯しちゃいますか」
杏…
何でそんなこと…
『お!いいねぇ♪』
猛さんはやる気満々
『なっ…!!』
創也さんが頬を赤らめた