幼なじみは先生


「ねぇー、杏」

「んー?何ぃ?」

風があたし達を包み込む
「‥やっぱりいーや!大したことじゃないし」

「何それー!…でも、真白が話したい時ならいつでも聞くから‥ね?
24時間受付中でっせ」
杏はそう言って笑った

「何24時間受付中って!ハハっ」

そんなこんなで高校に着いた


教室へと足を運ぶ


あたしは杏と2人で会話をしながら教室の中へと入った

そのまま席に直行!

「連、おはよ」

『おう。』

連はそう言うと瞳を本へと移した

何でいつも一人なんだろ…

なんて思いながらちょっと時間があったので前の席の子と会話をしたりして過ごした

そして朝のホームルームが始まった

ガラッとドアが開き入ってくる黒い陰…

いっくん…

あたしは瞳を机へと伏せた
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