幼なじみは先生


『裕二ー!』

「お兄ちゃん!」
裕二くんはパアアッと目を輝かせて、手を振った
そして男の人はあたしと裕二くんの元に駆け寄る。

『裕二ッ!勝手にどこか行ったりしちゃだめだってあれほど言ってただろ!』

『うぅ、だってぇ…』
裕二くんは涙目になった
すると、男の人があたしの方に向いた

『俺の弟が迷惑かけたりしていたらすいませんでした!』

そう言って、ぺこりと頭をあたしに下げた

え?え?
「いッいえ!大丈夫ですそれより、頭を上げて下さい」

そして、裕二くんのお兄ちゃんは顔を上げた

『本当にすいませんでした!』
そう言って、裕二くんを抱き上げて、また頭を下げた

あたしは裕二くんに手を振った
「またいつか逢おうね!」あたしは笑顔で言った

ふーよかったぁ

あたしはいっくんがまだ来てないか横を向く


「って!うわぁっ!」
あたしが横を向いたらいっくんがいた

「いっいつから…」

トクンッ

あたしは顔がピンク色に染まった
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