幼なじみは先生


入浴して自分の部屋に戻ると携帯にメールが一件届いていた


杏からだ…


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メールの内容は

〔明日、遊ばないかい?〕

だった。


さっそく返事を打つ

「いいよ…っと」

送信すると数分たってから携帯が鳴った

「はい、真白です」

〈あ!真白?メールの件なんだけどさ、最近出来たデパート行かない?〉
「へぇ〜‥うん。いいよ」
〈新しい服欲しくてさ
明日いっぱい遊ぼう〉

「…杏。あたし、ね」

〈ん〜?何?〉

ハッと我に返る

ダメだ…杏を巻き込む訳にいかない

迷惑をかけるだけだ

「ううん!何でもない!
それで待ち合わせの場所どこにすんの?」

〈そう…?えっとじゃあ、あたしの家に来てくれ!ダメだったらあたしが行くけど〉

「OK!杏の家行くから!じゃ、おやすみ!」

〈サンキュー!おやすみ、明日ね〉

そう言って携帯をきった
机に置いてあるジャケットに瞳を向ける

机の側に寄ると両手をジャケットに近づけ優しく抱き締めた
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