幼なじみは先生
『あれ?どうかしたの?そんなとこで…』
後ろの声にハッとする
顔を向けると金髪の長身の男の人がいた
「え?あ‥これはですね…えッと。トレーニングです」
ああ!何ていう嘘なんだッ!!
馬鹿だあたしはバカでございますッ!!
『フッ…面白い子だね。降りれないんでしょ?俺が手伝ってあげるよ』
「え?で、でもどうやって助けて―…わッ」
バターンッ…ドンッ
はい、速攻で落ちましたね。
「痛…くない?」
『ちょっとどけてくれるかな…?ごめんね』
へッ!?
パッと下を見てみる…って!!あたしのバカ!この人のこと踏んでるし!!
おもいっきり!
「あああのっすいませんでしたッ」
はい!あたしは逃げました
金髪さん!ごめんなさい!
このご恩はいつか!!きっと。
なんてことを考えながらあたしは玄関に向かって靴を履いて教師に見つからないように廊下を歩いた
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