幼なじみは先生


今日は早く練習が終わった


はぁ…良かったぁ…


そだ。杏部活終わったかな…?


あたしはバレー部の部室の前で待つことにした


中からはバレー部帰りの女子達の会話が聞こえる

早く来ないかなぁ〜


その時、部室からバンッと派手な音が聞こえた


え?何事?


部室からは何か揉め事が聞こえる

「ブスが調子に乗ってないでよね!!先輩の前でいい子ぶってんじゃねーよっ!失せろ!ブス!!」

「あたし達に逆らうとかあり得ないから!人の彼氏に近づきやがって!泥棒猫!!」


あたしは反射的にドアの取ってを握ってバッと開けた


「止めなさいよっ」


中に入ると誰かが1人女子に囲まれていた


顔がよく見えない


「勝手に入ってくんなよ!」

「あんたには関係ないのに入ってこないでよね」

あたしはぐっと拳を握る

「けどそれはどっからどう見てもいじめにすぎない!彼女を離してあげ…!!」

そこで言葉を失う

女子数人に囲まれてる女子は…杏だった…
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