幼なじみは先生



「何でこんなことにーッ!!」

「速いーッ!!」


2人して叫ぶ


それから数十分あたしはこぎ続けました


「も…いな‥い?」

杏に聞いてみる

「う、うん」

あたしは顔を下に向けて溜め息をついた

「良かったぁ〜」

「真白!!ま、前っ」

へ?

ドンッ…ガッシャーンッ

いきなりのことでただ唖然とする

あたし達は自転車と一緒に河原に転落していった

「ぎャーーッ!!落ちるーッ!!」

ゴロゴロと草原をかき分けて川に落ちる手前で止まった

「いッたぁ〜」

あ!杏はっ…!?

バッと横を見る

杏は痛いと言って制服についた草を取っていた

「……」

や、やべー。絶対に怒られる…(汗)

その時、杏と瞳が重ね合わさった

「あ、あは☆」

ひいいいっ!

そんなあたしと正反対に杏は笑っていた

「へ…?」
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