幼なじみは先生


「大丈夫ですか!?」


自転車からおりてお婆さんに駆け寄る


「拾うの手伝いますよ」


そう言って地面に広がった種を集める


「ごめんなさいねぇ。ありがとう」

お婆さんはそう言って近くに合った種を広い始めた


「はい!これで全部です」

「本当にありがとうねぇ」

「いいえ、そんな…あ。」
葉っぱの下に一つの黒い種が見える

あたしはそこまで歩いた
「お婆さん、これ一…」

……カエルが靴の上におります

「…ひょわあッッ」

バシャンッ

水溜まりに体ごと落下した

「……。」


どどどどどうしよー!!


「あら!大丈夫?さあ、立って!」


そう言って手を差し伸べてくれる

「すいません!ありがとうございます」

お婆さんの手を握って立ち上がった


それにしても…どうすればいいのか…


全身を見てみる


どっからどう見ても泥だらけな制服。
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