幼なじみは先生
バイバイなんて、言わないで。



バンッッ



「痛ッ」


『手荒な真似はしたくねーからおとなしくしてろよ』


って!!何で


「何でこんなとこに連れこんだの!?」

あたしはあの後何故か数何人かの男子に囲まれてどこかの倉庫に連れ込まれた


倉庫の中に入ればまた20人くらいの男子生徒がいるし…


「出してよッ!」


『ダーメ。‥あ、城崎さんッ』

薄暗い倉庫の中にコツコツと音が鳴り響く

「だ‥れ?」

あたしは小さく後ろを向いた

そしてその音の正体の靴があたしの前でピタリと止まる


その時、片手で顔を上に向かされた


窓からの反射した光が当たり、男の顔が見える


金髪の髪の毛に耳に何個もピアスがついている

顔は…普通?

『ふぅん。コイツが小林の奴の女?へぇ‥まあまあだな』


嫌、お前に言われたくないわッ!!

何、上から目線なのっ!?

てか、小林って…

「もしかして…」

思わず呟く

あたしがそう言葉を漏らすとソイツはクスッと笑った
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