幼なじみは先生
「謝らなくて…いいよ」
『俺さ。真白が幸せなら、守れんならって…真白と別れた…けど』
『結局は守れなかった。1人で浮かれて、守れてるって勝手に思い込んで…』
そんなこと、ないよ…
『俺は…真白を幸せに…出来ない…だから、もう終わりにしよう…』
………
ガラッ…
『バイバイ…真白。学校で‥会おうな…』
待って…
彼の後ろ姿に手を伸ばす…
けど、遅かった…
シンと静まり返る部屋
そっか‥ここは、病院か…
「フェッ…ヒクッ…ヤダ…よ」
静かな病室にはあたしの涙声が響いていた