幼なじみは先生


「大丈夫ですから…顔、あげてください」


「本当にごめんなさいね…あたし、最近ウロウロしてるストーカーかと思って…」


そう言って彼女は溜め息をついた


「あたしもごめんなさい。嫌、なんか家の前で…」

「そんなこといいのよ。疑うあたしが悪いし。良かったらオデコの手当てさせてちょうだい?ついでに家に用があるんでしょ?連の同級生みたいだし‥さぁ来て」

腕を引っ張られて連の家にグングンと進んでいく

まさかこうなるとは思わなかった‥

どうしよ…心の準備が…
玄関の前に来てしまい彼女が鍵で扉を開ける

「ただいまぁ。連ー友達来たわよー!」

それから数秒経つと二階から連の姿が現れた

ドクン…

まだあたしの存在に気づかない連

『誰?帰ってもらって…』

「はあ?何言ってんのよ、上がってもらうからね。入っていいよ」

「ありがとう、ございます‥」


その瞬間、連と瞳が重なった


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