幼なじみは先生


お姉さんは一階におりていき、1人になる


ドクドクと激しくなる心臓と戦いながら決心してドアをコンコン‥と叩いた


「私だけど‥入るね?」


息を吐いて取っ手に手をかけた

カチャ…

「連…?」

散らかった部屋

思わずこけそうになる

瞳を奥へやると連がベッドにいるのが分かった

ドアを閉めて中に入る

「起きてる?…連」

『…』

返事がなくシーンとした空気が漂う


あたしはその辺にあった本をまとめた

「最近、学校来てないでしょ?美術の先生に頼まれて…プリント持ってきたから」

やはり返事はない

「後、フルーツ持ってきたから。」

それからあたしは学校の出来事を話たりした

時計を見ると一時間半ぐらい経過している

もうこんな時間か…

「連…ごめんね。じゃぁ明後日は学校来てね、待ってるから…じゃぁ、またね」


そう言って立ち上がろうとした時―…


ドンッ…!!


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