幼なじみは先生


「あ…」


ここの遊園地…いっくんと、来たとこのだ…


あの時はまだ恋人なんかじゃなくて、ただあたしの心に秘めていた片思い…

もし、そのまま告白なんてしたりしてなかったら、今頃どうなってたんだろう‥‥

あの頃は良かったよなぁ…

なんて思いながらぎゅっと鞄を握り締める

「真白、はいチケット!中、入ろうか」

杏がチケットを渡して無邪気に笑う

「うん!よし、最初何乗ろうか?すみれと杏は何したい?」

あたしはそう言って二人に訪ねた

「はい、はい!!ジェットコースターでしょ、やっぱり!」

杏がニコニコしながら同意見を求めてくる

「えっ‥ジェット、コースター、で‥すか」

すみれの顔が曇る

あたしもその中の1人

「あ、杏、後にし‥」

"後にしない?"

その言葉は呆気なく終わりを告げました

「よし!!ジェットコースターに並ぶぞ!あ、ちょうど人あんまいないじゃん!ラッキー」

その後あたしとすみれは杏に強制的にジェットコースターに並ばされました☆

こ、怖ぇ…(汗)
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