幼なじみは先生


「熱どうだった?」


テーブルにおぼんを置きながらお茶の入ったコップをいっくんに差し出す

『んと、37.2度』

「え!?本当!?」

パッと瞳を輝かせながらいっくんに聞く

『ああ』

「良かったぁ〜!」

笑顔を浮かべながらヘヘッ‥と肩を撫で下ろす

いっくんを見ると微かに笑っていた

「な、何で笑うのー!」

『んー?別に』

何でもないかのように笑みを浮かべるいっくん

「それより!おにぎりとお味噌汁作ったんだけど食べれる…?」

『おう、ありがとな』

座ってと手招きをしていっくんが座ると同時に食事が始まった

「いただきまーす」

『いただきます』

パクッと梅干しおにぎりにかぶりつく

一口食べるとお味噌汁に手を伸ばした

『うまいな』

その言葉に笑みをもらす
「ありがとう!」

それから何分かすると朝食も食べ終わりお腹が満たされた

「ごちそうさまでした」

『ごちそうさま』


お皿を重ねて立ち上がる

「お皿洗ってくるね」

『ん。分かった』

ガチャ…

ドアを閉めて下におりる
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