幼なじみは先生
グウウ…
お腹が鳴った
カアアと顔が熱くなる
「え!あ、ごめん!今の忘れて!」
熱くなりながらいっくんに訴える
『フッ』
吹き出すいっくんの肩をポコポコとグーで叩く
「に、人間誰しもなることだ!」
なんて言いながら開き直ってガッツポーズをする
そんなあたしを見て余計笑ういっくん
「もう〜…」
そんな時、いっくんが口を開いた
『どっか食いに行くか?』
「え?いいの?」
コクッと頷くいっくん
『どこでもいいぞ、ステーキ屋とか…』
「あたし、ラーメン屋さんに行きたい!ヘヘ」
笑いながら話をする
『ラーメン屋?遠慮しなくていいんだぞ』
その言葉にブンブンと首を横に振る
「ラーメン屋さんがいいの!」
ニコニコしながらいっくんを見つめて言い放つ