幼なじみは先生



「いらっしゃい!」


おじさんがこちらを見てまたラーメンを作ったりした

「二名様で…よろしいでしょうか?」

女性の店員が歩み寄って笑みを浮かべながら話をした

それから空いてる席に座り、メニュー表を見て好きなラーメンを決める

「塩ラーメン…いや、味噌にしよかっなぁ…」

なんて呟きながらウーンと首を捻る

「ん〜…」

『決まったか?』

ひょいといっくんの顔がすぐ近くに頬があたりそうな距離にきた

キュンッ!

胸が悲鳴を上げる

ち、近く…に!

「オリジナルラーメン…がいい!」

ふらふらしながらピンと人差し指を立てて声を上げた

『そうか?じゃ、今頼むな』

そう言って店員に呼び掛けるいっくん

ドクドクッ…

鳴り止まない鼓動

落ち着け自分!

そう自分に言い聞かせる
もう…いっくんの無関心が…

顔を熱くさせながらチラリといっくんを見つめる
あんまり…ドキドキ、させないでよ…
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