幼なじみは先生
カキーンッ
うわー…
す、凄い…
辺りを見渡すと色々な人が普通にバットで打っている
あたし…出来るかな?
ドキマギしているといっくんが来てバットを渡された
「うわ‥ありがと」
バットをギュッと握り締めながらお礼を言う
『真白打てるかぁ?』
バカにするようにあたしを見て無邪気に笑ういっくん
まるで少年のよう‥‥
「出来ます…!こんなの簡単に出来るよ。いっくんは出来るの?」
強気になりながらいっくんを見上げる
『さぁどうでしょうか?』
ニヤリと笑って中に入る彼
「え…?」
中に入るの?
なんて思っているといっくんがあたしの方を向いた
『入らないのかぁ?隣でやれよ』
「あ、分かった」
ドアを開けて中にはいる
『よし…。真白は何㌔打つか?100?』
「何㌔…があるの?」
バットを片手に持ちながら聞いてみる