幼なじみは先生

「な…何?お母さん」


「フフフッ‥昨日‥誰か家に泊まったの?」


"泊まった"の言葉を強調させながらニヤニヤしてツンツンと肩を人差し指でさされる


「別に誰も泊まってないよ」


ヒヤッとしながら冷静を装う


「あら?そうかしら‥まぁいいけど…フフッ」


意味ありげにそう言って"お風呂沸いたからね"と言い残し台所に入っていった


「ふぅー…」


肩を下ろして息を吐く


こういう時だけ鋭いんだから…


「お風呂でも入ろ‥‥」


そう呟いて着替えを取りに部屋に入った




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