幼なじみは先生
ゴンッ
「いた…」
あたしは床に頭を打った
もう最悪だ…
すると上から誰かの声がする
『大丈夫か?』
「ほぇ?」
あたしは間抜けな声を発してしまった…
あ…この人って…
知らない!
「あ!しゅいません」
かんじゃった(汗)
あたしは笑ってごまかす
『あ…そうだ…お詫びにこれやるよ』
男の人はそう言うとあたしに何か投げてきた
「あ…パン
いっいいんですか?
有難う!」
あたしは微笑んでその人にお礼を言った
あ!杏が待ってるんだった!急がねば
あたしは屋上の扉の前に着くなり扉を思いっきり全開に開けた
「うわあ!何事!?」
杏が肩をビクつかせ、瞳を点にしながらあたしを見る
「あ…すいやせんでした(笑)」
あたしは吹き出しそうな口を押さえ笑いをこらえる
杏はそんなあたしを見て「どうしたーんですか?ましろんさーん?」
と言った