幼なじみは先生
プッ
も…ダメ…
「アハハハッ…」
ついに吹き出してしまったあたし
「え?何事?はっきりせんかい!」
戸惑いながらあたしに迫る杏
「だ…だって、杏の顔が面白かったんだもん」
笑いが入りながら何とか杏に伝える
「なにー?」
杏は笑いながらあたしに頭をグリグリして来た
(クレヨンしんちゃんがみさえに怒られた時のみさえの必殺技!)
「いっい゙だい〜(笑)」
すると杏の手の動きが止まる
「どうしたの?杏」
「こんなことしてる暇じゃない!お昼ご飯食べなきゃだった!」
「あっ!そっか!早く食べなきゃじゃん」
あたし達は屋上用のベンチに座りお昼ご飯を食べ始める
なんなんだ…あたし達は…
つくづく、あたしはそんなことを思いながらパンを食べていると予鈴が鳴った
「あぁ半分しか食べてないのに!」
「真白!早く教室戻るよ」
そんなッ…
あたしは慌てて立ち上がり杏の後についていった