幼なじみは先生

ガラッ

「ハア…ギリセーフ」

まだみんな喋りながら席に付いたりしてる所だった

あたし達も席につく

と同時にいっくんが入って来た

「こら、秀樹達席に座れ」
「へーいっ」

いっくんの言葉で秀樹くん達が席につく

『よし、お!真白具合はどうだ?』

あたしは急に話をふられたので一瞬固まった

「…あ!はいっ大丈夫です(笑)」
苦笑いをして何とか駒かす

はぁ…急に話ふらないでよ!ビックリしたじゃんかっ!

『そうか、良かったな。じゃ、話はないので解散していいぞ』

その言葉で日直が号礼をかけて"一部"の人は笑いあったりしながら教室を後にした

もう"一部"の人というのは………

「あーきーら先生
今日ね、調理部でチェリーパイ、作るの!晃先生にあげるね」

「あー!抜けがけ禁止でしょ!あ!そういえば今日調理部でチェリーパイ作るんだ!先生にあげるね」

って!お前もそういいながら抜けがけしてんじゃねーかッ!

心の中で突っ込むあたし
「あぁ!晃先生ゴミ付いてますよ?とったげるね」

なッ

「私がとる〜(怒)」

見てらんないっ!

「真白〜?どうしたぁ?行くよ?」
杏が手を引っ張る
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