幼なじみは先生

「え゙ぇ」

「なッ?!怖いよ、その顔?まっ…しろ?」

あ…ヤバッ!
顔に出ちゃったんだ!

「ゴメンナサイ!」

「まぁいいけどさ。
どうかしたの?」

「別にっさっ!行こ杏!」
あたしは杏の手を引っ張る

「へ?あ、うん!」
杏はあたしに連られてあたしと一緒に教室を出た
その時…気のせいかもしれないけど…………

いっくんがあたしを見た気がしたんだ…

一瞬だけ…。



「じゃ!また後で!
バレー頑張ってくるわ」
「うん!バレー頑張ってね!じゃーまた後で」

あたしは杏と離れ、調理部に向かった

ガラッ

「あ!コラぁ?一分遅れてるぞ」

部長、細かッ!

ま、とりあえず謝るしかあるまい…

「すいませんッ」
あたしはチェリーパイに使う材料とエプロンを手に持ち、椅子に腰を下ろす

「よしッ!ましろんも来たことだし始めるか!
んじゃ、自分の力で頑張れぇ!分かんなかったら先生に聞く」

あぁ…なんでこの人が部長に……

(ま、ここの調理部はこんな感じです(笑)作者)
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