幼なじみは先生
「おはよー」
「おはよう、真白!」
『真白ー!おはよ!』
お父さんの前に座ってサンドイッチにかぶりつく
『隣に座ってもいいのに…真白は昔、お父さんから離れなかったのになぁ…父さん、シュンとしちゃう』
うっ…
「今は今でしょー…ほら、会社遅刻するよ!!」
そう言って場から逃れるとサンドイッチをくわえたまま家から出た
「行ってきまーす!!」
「あ!真白!ちょっとまってぇ!」
お母さんがパタパタとかけてくる
「ん?何ー?」
「はい、これ。久しぶりに作ったから気合い入れちゃった♪」
そう言ってでっかいお弁当を渡される
これを…昼休みまでに食べろと?
…………まず、鞄に収まらないよね☆
「う、うん。ありがとう…じゃあ行ってくる」
あたしはそう言うと重いお弁当を持ったまま家から出た