幼なじみは先生


「いっ…くん‥ッ」


唇が離れてハァッと荒く呼吸を整える


『真白』


シャツの下から手が侵入してくる


「‥めて」


『え?』


「やめてっ…!」


ボロボロと涙を零していっくんを睨む


『真白…』


「来ない、で…サイテー」

『おいっ…!!』


ピシャンッ!


乱れた制服を直しながらゆっくりと震えながら歩く


「キャッ…」


ガクンと床に膝をつけて倒れ込む


「ヒッ…ふぇっ…ヒクッ‥ッ」


酷いよ‥いくら何でも


何でそんなことするの‥?


だっていっくんはあたしのこと嫌いなのに…


あたしに自惚れさせないで…。


バカ――…。



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