幼なじみは先生
「んじゃぁ帰るね」

あたしは手を振る

「あ!うん、明日!」

あたしは元来た道を戻り家へ帰った


「ただいま〜」

パタンッ

「お帰りなさーい!」

パタパタと駆けつけるお母さん

「いいよ、お母さん。いちいち玄関まで来なくて」

「あら、美味しそうな匂い!何か作ったの?」

って!人の話聞けよッ!
「んーまあね」

一応返事をする

「後で食べましょっと♪」

ハハッ…

お母さん、あなた…
自分が作りました的になってますよ?


「あッ!お母さん!ちょっと待って!」

「あら、何?」

お母さんがドアからひょっこり顔を出す

「えとね、猫…飼っていい?」

ドキドキ…

何て言うかな…
やっぱり…ダ――

「いいわよっ!もしかして捨て猫?」

「へ?あ、うん!
ダメかな?」

「いいに決まってんじゃないっ!で、肝心のネコちゃんは?」


「あ!ちょっと待って」

あたしは後ろに隠していた猫を抱っこする
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