幼なじみは先生
『しッ!大声出すなよ!』
俺がそう言うと真白はムッとした顔をして
「ビックリさせたのが悪いんだよ!」
と言った
こんな時でも真白を愛しいと思ってしまう俺。
変態か!俺!
「バカッ」
な…誰がバカだと?
ま、それはさておき…
『んなことより、見ろよっ!』
「へ?」
猫を抱きあげて真白に見せる
すると真白は瞳を輝かせて
「あ…」
と呟いた
「カワイッ!」
『あのな…コイツ捨て猫なんだよ…俺ん家じゃ飼えないから真白ん家で飼えないか?』
真白に訪ねる
やっぱ―――――……
「うーん…いいよ」
予想外の言葉
俺は自然に笑顔になる
『ありがとな!俺、動物大好きなんだ』
猫を抱きしめる