幼なじみは先生
ピンポーン―…
「はーい!」
カチャッ
『あの、こんばんは。』
「きゃあ!晃くん!格好良くなちゃってぇ!お久しぶりねぇ」
真白のおばさんが笑う
『お久しぶりです』
「何か用なの?」
『あ、猫のことなんですけど…』
すると真白のおばさんさんは「ああっ!」と言う様な顔をして手を両手でポンッとやった
「真白が今日捨て猫を拾ってきた猫ちゃんでしょ?真白が電話で晃くんに教えたのかしら?」
『あ、はい。』
サンキュー真白!
心の中でガッツポーズ
「ちょっと待ってね今真白呼ぶから」
真白のおばさんはそう言うと階段の方を向き
「真白〜!!晃くんが来てるわよ〜」
と言った
ビクッ
突然のことでビックリする俺。
真白からの返事はない…
「真白〜?どうしたの?晃くん来てるのよぉ?」
いくらおばさんが呼んでも来ない真白。
どうしたんだ…?アイツ…
真白のおばさんがクルッと俺に向き直る
「晃くん、ゴメンなさいねぇ〜良かったら晃くんから真白の部屋に行ってちょうだい」