幼なじみは先生




「真白ー!」
今は休み時間

「ん?何?杏」

ちょこんとあたしが座ってたイスを半分座る

狭いわっ!

「連くん格好良いよね」

それだけかいっ!

「そう?」

「いいなあ真白。席隣で」

杏がいいなと言わんばかりに瞳を輝かさせる

「あ、早速告白してる子いんじゃん!一目惚れってやつかぁ?」

杏がデレデレとにやけた
「その顔キモイよ杏」

即答のあたし

「ひどっ!」

「嫌、まるで痴漢してる親父がデレデレしてる顔みたいだったからさ、うん。」


てか、すぐに告白されるなんてさすがですね連

「あ…」

「どうしたの真白?」

杏が首を傾げながらあたしに問う

「あたしの大好きな限定販売のミルクプリンが発売されるんだった!」


行かないと!

「真白、ミルクプリン好きだね」
杏が笑った

「じゃ、行って来る!」

そのままダッシュ!

何か前にもこんなことあったよな…

ま、そんなことはどうでもいい
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