幼なじみは先生
『母さん達、ドアの前でイチャイチャしてんじゃねぇよ、しかも親父のこといつまで"ダーリン"って言ってんだよ』
と、呆れ顔でいっくんママとパパに言った。
「いいじゃない。ダーリンはダーリンよ!
ねぇ、真白ちゃん」
「え!?あっはい」
ふぅ〜、急に話をあたしに振りかけるからあせったぁ〜
何て答えればいいから分からないから思わず「はい」って答えちゃった でも、あたしもいっくんのママとパパさんみたいに仲が良い夫婦、憧れるなぁー!
あたしもいつかいっくんと…………………キャーッあたしは変態かちゅーの!
「じゃぁ、仲良くするのよぉ!行ってきまーす!」
あり?
いつのまに…。
って、あたしが妄想してたからか…
『真白、なんかごめんな、…』
「そんなことないよ!
仲良くていいじゃん!
あたし、あーゆう仲が良い夫婦憧れてるよ!」
『ありがと…』
キュンッ
なっ、何このキュンッというものは…。
まぁ、それはおいといて
「いっくん、あたしお昼作ろっか?」
『いや、いい。俺が作る』
「大丈夫だよ!あれから何年か経ってるじゃん!」
そうあたしは、2年前にカレーを作っていっくんに食べさせたらなんとあたしは間違えてカレーにスパイスを1箱全部入れてしまっていっくんはお腹を痛め何日か部屋に引きこもっていたのだ。
でも、あれからちゃんと料理の勉強したもんね!
『じゃぁ、もう失敗すんなよ!あんなめになんのはもうコリゴリだからな』
「はーい!」
あたしは返事をして台所に向かった。